巷には宅建試験対策の参考書や問題集があふれています。
初学者の方はその膨大な量に圧倒されるでしょう。
今回はその膨大な量から、資格予備校の最大手の一つである「LEC」が手掛ける大人気シリーズ「ウォーク問」についてピックアップします。
本文をお読みになり、ぜひとも一度本屋でウォーク問を手に取ってみてください。
ウォーク問って何?特徴やおすすめポイントなど紹介!
それでは、まずはウォーク問について解説させていただきます。
ウォーク問とは
と3冊分冊です。
過去29年分の問題の中から、合格に欠かせない重要な問題を厳選して収録しており、問題量、詳細解説でも好評です。
最新の本試験問題(平成29年度)も分野ごとに掲載し、本番に対応しうる実力をつけることができます。
特徴は?
ウォーク問の特徴について、以下あげていきます。
過去問を厳選して収録!
試験合格の鍵となる過去問を厳選して収録しています。
正誤の理由がわかりやすい解説もあわせて読むことで、本試験で問われる知識が深まります。
正解率や重要度ランクが分かる!
最新の出題傾向をふまえ、
を各問題に表示しています。
自分の解答力の目安に使うのにも、非常に便利です。
解答がすぐに見えない工夫!
解答がすぐに見えないよう、問題文の裏に正解・解説を印刷しています。
「合格テキスト」と併用して効率的に学習!
わからなかった問題知識の復習に便利!
同シリーズの『合格テキスト』の該当ページを記載。
シリーズをあわせて使うことで、より効率的に学習が可能です。
おすすめポイント
筆者もウォーク問を用いて宅建試験に臨みました。
それこそ問題集がぼろぼろにちぎれるくらい、何度も過去問を繰り返しました。
そんな、筆者にも思い入れが深い「ウォーク問のおすすめポイント」について、これから紹介します!
持ち運びに便利!
持ち運びやすいB6サイズ(コミック本程度の大きさ)に筆者はひかれました。
通勤通学などのスキマ時間にも、広げやすい大きさです。
重要度・合格者正答率などのデータ付き!
意外とこの表示は役に立ちます。
合格者正答率は高いのに、不合格者正答率は低い問題などは、合否の分かれ目となったポイントなので、しっかりと押さえる必要があるなど、学習の指針として非常に有効です。
ウォーク問の口コミ!
筆者には思い入れがあるウォーク問ですが、実際の口コミはどうなのか紹介します!
悪い口コミ
良い口コミ
まとめると
確かに三冊分冊となっているので、全てをそろえようと思うと、それなりに費用がかかります。
また、単元別なので、直前期には模試などで、本試験の対策を別途する必要があります。
しかし、三冊分冊となっているおかげで、コンパクトな割に内容が非常に充実していると言えます。
また、直前期には模試を受験すべきなので、本試験対策は可能です。
総じて、受験最大手の「LEC」が十分に吟味を重ねた問題集なので、コンパクトなりに内容が充実している点が非常に大きな特徴です。
ウォーク問でのおすすめ勉強法は?
では、最後にウォーク問を用いた、おすすめの勉強法について紹介します!
①まずは、テキストを読む
なぜなら、初学者の方が、精読しても覚えられることはまずないからです。時間だけがかかります。
テキストですが、ご自身が気に入ったものであればいずれでも結構です。
同じくLECが出版されている「出る順テキスト」を用いればウォーク問とリンクしているので、復習には便利です。
②ウォーク問を解く(1周目)
さて、ここからウォーク問を活用します。
まず、解けないからです。解けないことに気を止む必要はありません。ですので、考える必要はないので、すぐにページをめくって解説を読みましょう。
そして、重要度を確認し、自身が勉強した日をつけ、正誤を書いておきましょう。
間違った点について解説を読んでも理解できなかったら、その時に初めてテキストに立ち返りましょう。
③ウォーク問を解く(2周目)
ここからが本番だと思ってください。
ここだけを意識してください。
正誤だけはきちんとメモしておいてください。
④ウォーク問を解く(3周目~)
この3つを意識していけば、問題を解く時間は大幅に短縮されていきます。
問題を解く際には
と分かるようになるまで解いてください。
正誤のメモを蓄積していくと、自分の弱点がわかってきます。どうしても間違いを重ねてしまう点だけテキストに立ち返りましょう。
過去問の反復で暗記をしていくような感じです。直前期には一日で三冊を完了することができるようになります。1問1分で正解を導くことができるようになるのが目安です。
もう、この段階までいきますと、一瞬で間違っている部分を把握できるようになります。
ここまでくれば合格間違いなしです。
まとめ
今回は過去問のベストセラーである「ウォーク問」について解説させていただきました。筆者も用いましたが、受験者の多くが使っているにはやはり理由があります。
そして、とにかく問題を解き続けることです。その際には、間違えるということに恐怖心を持つ必要はありません。
一度で完璧に覚えられる人間はいないからです。間違えるということを当たり前だと思いながら、できるようになるまで愚直に過去問を解き続けることが合格への道です。