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宅建試験に暗記は必要?おすすめ暗記方法&ポイントをまとめました

勉強法

宅建試験の学習を始めた方、あるいは、これから始めようとする方にとって、専門用語を覚えることや、民法や各種法令を覚えることに気持ちが折れることが多々見受けられます。

 

宅建試験で合格を勝ち取るために暗記は必要なのでしょうか?

 

答えは「Yes」でもあり「No」でもあると筆者は考えます。

 

今回は宅建試験に「暗記は必要なのか?」「必要ならばどのように暗記するべきなのか?」「重点的に暗記すべき分野とは?」「おすすめ暗記方法」について解説します。

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暗記を効果的に行うために知っておきたいポイントは?

宅建試験に暗記は必要なのかという問いに対して「Yes」でもあり、「No」でもあるとお答えしました。

 

宅建試験における暗記を行うポイントについて、暗記のメカニズムに即してなぜ筆者が「Yes」と答えたのか、あるいは「No」と答えたのかについても述べさせていただきます。

そもそも暗記とは

まず、暗記とは「書いたものを見ないでそらで言えるように覚えこむこと。」(広辞林)とあります。

 

また、「丸暗記=全部をそのまま暗記すること」(広辞林)とあります。

宅建試験における暗記とは

では、宅建試験において暗記は必要かというと、理解し記憶するという意味では必要ですし、宅建業法や民法の知識、内容について当然のことながら「そらで言えるように覚えこむ」必要はあります。

 

宅建試験に合格後、実際に不動産会社に勤務し、不動産取引の現場にたっている皆様を想像してください。

 

お客様から、用途制限や、容積率、建ぺい率について、あるいは、瑕疵担保責任について説明を求められました。プロとして、一般のお客様が容易に理解できるようにテキストで学んだことをかみ砕いて説明する必要があります
皆様、想像してみてください。
ご自身がお客様となった時に担当した宅地建物取引士が、用途制限や、容積率、建ぺい率について、あるいは、瑕疵担保責任について質問した際、答えられない、あるいは、テキス通りの解答をされたらどう思うでしょうか?
「答えられない」は論外ですが、「テキスト通りの解答」をされたとしても、一般人では簡単に理解できません。そのような宅地建物取引士はプロ失格であると思いませんか。

 

このような場面を想像すると、専門用語などを正確に「記憶」し、正しく「理解」し、かみ砕いて「説明」できる能力が現場では必要になると容易に想像できます。

 

つまり、宅建試験においては、単に覚えるだけの暗記は「No」であり、「記憶」して「理解」し、かみ砕いて「説明」できる程度の暗記ならば「Yes」であると言えるのです。

暗記のポイント

しかしながら、そうはいっても、理解するとなるとなかなか時間も労力もかかります。

宅建試験に合格するためには効率性も突き詰めなければなりません。

 

初学者にありがちな失敗は、理解できないことを一度で理解しようとすることです。つまり、一度で「覚えこむ」=「暗記」しようとすることです。

 

そして、それができないので、
①自信を無くし→②テキストを開くことが億劫になり→③勉強をしなくなり→④宅建試験を諦める
という負のスパイラルに陥ります。

 

一度見ただけで理解し、記憶できる人は特殊能力者です。

 

ドイツの心理学者のエビングハウスが、無意味な音節を記憶し、時間と共にどれだけ忘れるかを実験し、数値化しました。その結果は以下の通りです。

 

・20分後には42%忘れる
・1時間後には56%忘れる
・9時間後には64%忘れる
・1日後には67%忘れる
・2日後には72%忘れる
・6日後には75%忘れる
・31日後には79%忘れる

 

このことを宅建試験の暗記にそのままあてはめることが正しいとは思いませんが、「人間の記憶なんてこんなもの」と、前向きにとらえることができませんか?

 

要は復習の方法と時期について気を付ければ、効率的に暗記していくことができるのです。

 

つまり、一度で覚えようとしても無駄であり、短期間に何度も繰り返すことで知識が定着していくことができるのです。

 

小学生時代に算数の授業や宿題で「100ます計算」を毎日したという方もいらっしゃると思います。

 

最初は時間がかかり、また、間違えも多いものが毎日繰り返すとより速く正確に終えることができるようになります

 

計算力が向上しているのではなく、解答を暗記しているだけです。

ただ、それで十分なのです。

 

繰り返し述べますが、宅建試験における暗記のポイントは、一度ではなく、何度も繰り返し覚えることです。

 

そして、重要な事項については実際に本試験ででた分野、項目について過去問を繰り返し解くことで身に着けることができます。

 

先ほどの100ます計算の例ではありませんが、毎日毎日繰り返し過去問を解いていくと、解答を覚え→正答率があがり→解答速度も速くなる、という大きなメリットがあります

 

「同じ問題などでないだろう」「過去問をやっても意味がない」という方こそ、ぜひ過去問を解いてみてください。

10年分を一度解いてみると自身の愚かさに気が付くでしょう。

 

全く同じ問題は出ませんが、同じ論点がニュアンスを少しかえて、文面を少しかえて、何度も出てくるのです。

 

重要な事項を繰り返し、実戦の中で身に着ける、反射的に思い出せるようにするためには、とにかく過去問を繰り返し解くことが一番であると言えます。

宅建試験の勉強で重点的に暗記を心がけたいものは?

宅建試験は純粋な知識問題ばかりです。

 

論理力や理解力を必要とする問題はありません。

つまり、知っていれば解けて知らなければ解けない問題ばかりということです。

 

効率よく合格点に達するためにまずは、試験分野と配点について説明します。

 

宅建本試験は、1.権利関係、2.宅建業法、3.法令上の制限、4.税金その他、の4科目から出題されます。

 

近年の傾向から、

1.権利関係から14問前後
2.宅建業法から20問前後
3.法令上の制限から8問前後
4.税金その他から8問前後

が出題されます。

 

この50問から概ね36点取ることができたら合格できると言われています

 

つまり、6割とったら合格。7割とったら十分に合格安全圏です。

 

となると、逆に言いますと3割は捨てることができるということです。

 

新しい知識など3割以上でることはほぼありえませんの、概ね過去問だけをしていれば、ほぼほぼ合格できるということです。

 

上記の科目の中で得に暗記することをおすすめする分野について以下列挙させていただきます。

宅建業法

宅建業法は純粋に知識問題ばかりです。

 

宅建業法の科目は、勉強したらした分だけ確実に点数を伸ばすことができる科目で、宅建試験の科目の中でも一番勉強しやすい科目といえます。

 

宅建業法を読んでみると、とても理解しやすい法律です。

 

出題数も多いので宅建試験の勉強において、一番真剣に力を入れて勉強すべき科目といえるでしょう。

 

単純な条文問題、知識問題ばかりですので、特に数字を意識して知識を定着させることが必要です。

 

特に、宅建業の免許や、重要事項の説明、自ら売主の制限や37条書面については、毎年出題される傾向にありますので、しっかり暗記しておけば得点源にしやすいと言えます。

法令上の制限

この分野は扱う法律の種類が多く、しっかり暗記しておかなければ手も足も出ない問題ばかりですので、苦手意識を持つ受験生が多いと言えます。

 

しかし逆にいうと、民法と違って勉強すればするほど点数をとれる、努力が実を結びやすい科目ともいえます。

 

法令上の制限については、テキストを読み込んでもなかなか頭に入ってこない科目であると言えます。

 

ポイントはテキストを読み込むより、過去問を繰り返し学習することです。

繰り返し過去問を解いていれば知識は自動的に習得することができます。

 

ただ単に法律の規制を丸暗記するのではなく、

・規制の対象(何を規制しているのか?)
・規制の内容(どういう規制をしているのか?)
・規制の理由(なぜ規制をしているのか?)

について意識しながら学習すると効率よく学習できます。

 

特に都市計画法については毎年出題されています。その中でも開発許可については頻出ですので、しっかりと押さえておくべきです。

 

特に「許可が不要な開発行為」と、「開発行為の申請手続き」はしっかりと暗記していてください。

税金その他

税金その他の分野については、税金の知識、不動産鑑定評価と地価公示法、住宅金融支援機構、景表法、統計情報、土地と建物などの分野から問題が出題されます。

 

出題数は例年、全部で8問前後が出題されます。

 

統計情報などは、直前期に宅建雑誌などできちんと押さえていれば簡単に解くことができますので得点源になります。

 

また、もう一つのおすすめのポイントは税法です。

 

税法は国税から1問、地方税から1問出題されますが、暗記さえしていれば特段難しいことはありません

税法を嫌って2問捨ててしまう方もいますが、筆者としては非常にもったいないと思います。

 

まして、税金について知っていることは宅建士となった後だけではなく、普段の生活でも役に立ちます。

 

税法と聞くと難しく考えてしまいがちですが、単純な知識問題ばかりです。

 

確かに、税金の分野に関しては、住宅や不動産の取引に関わる税金や控除などの税率・金額などの数字をたくさん覚える必要があります。

 

しかし、裏返せば、暗記さえしておきば、解ける問題が多いということです。

 

税金その他は暗記科目と割り切って、過去問を繰り返し解き、出題されやすい知識を把握した上で、ひたすら過去問をやりこんで暗記してしまいましょう

どんな方法で暗記する?

それでは、どんな方法で暗記することが宅建試験の合格への早道でしょうか。

 

筆者のおすすめは何度も書いていますが、とにかく過去問の繰り返しです。

隙間時間も、通勤時間もとにかく過去問を解き続けるというスタイルが一番だと思っています。

 

過去問集も10年分が掲載されているものをいずれにしても購入しますので、投資額もすくないというのが大きなメリットと言えるでしょう。

 

それ以外の代表的な暗記方法について以下述べさせていただきます。

耳からインプットする

最近ではスマートフォンでダウンロードできる音声ファイルが有料のものから無料のもの、テキストに付随しているものといろいろとあります。

 

昔はテキストを自分でカセットテープに吹き込んでウォークマンなどで聞いている人もいましたが、筆者は試したことはありません。

 

メリットは満員電車でもどこでもとにかく何時でも聞くことができるという点、倍速などで聞くことができれば大きな時間短縮になると言えることです。

 

しかし、聞き流すだけでは当然のことながら暗記はできません。

 

暗記は繰り返しの作業です。英単語などは聞きつづけることで発音や意味を暗記することはできますが、テキストの流し聞きは暗記に向かないのが事実です。

 

また、満員電車などでも聞くことができるのはメリットですが、集中して聞くことができない状況だと暗記などもやりにくいと言えます。

関連した内容をセットで覚える

関連した内容をセットで覚えることは論点の把握において非常に重要かつ有益な手法であると言えます。

 

暗記する際には問題点を整理することで正確な知識を得ることが必須です。

 

また、内容をセットで覚えることにより、例えば数字の違いなどが明確になると言えますが、不正確な知識だと逆に誤って記憶してしまう可能性があります。

マーカーを使用する

よくテキストなどをカラフルにかつ、丁寧にラインマーカーを引く受験生がいます。

 

特に最初からラインマーカーをもってテキストに色をぬって、ルールを作り丁寧に何色も色分けをする人もいらっしゃいますが、筆者としてはおすすめはできません

 

なぜなら、大体のテキストは重要な部分は赤字になっていたり、太字になっていたり、ラインが引かれていたりするからです。

 

ましてや、初めてテキストを開く受験生に重要な知識であるのかどうかの判断はつくはずがありません。

 

マーカーを引くことで覚えることはできません。知識は繰り返しでしか習得することはできないので、テキストにきれいにマーカーを引く時間があれば少しでも早くテキストを読み進めるべきです。

 

筆者が購入したテキストは、新品に近いきれいなまま受験を終えました。

 

ただし、以下の方法でマーカーを使用する事はおすすめします。

 

それは、過去問で間違えた箇所をテキストで復習する際にラインマーカーを引く手法です。

 

ラインマーカーは目印をつけるものです。一度目間違えた箇所は黄色のラインマーカー、二度目も間違え箇所は既に黄色のラインマーカーが引かれているところにさらに赤の下線を引く。三回目間違えた箇所は、さらに赤の四角で囲う
この手法で行うことのメリットは、そのテキスト1冊で自分の弱点の徹底的な復習をすることが可能となることです。テキストをめくると何度も間違えている自分の弱点ポイント、つまり暗記が不十分な分野が一目でわかるようになります。

 

本試験スタート前にでも読み返すことが可能になりますので、おすすめの方法です。

ゴロで覚える

ゴロ合わせは単純な数字や項目をイメージ化するには有益な手法であると言えます。

 

実際にゴロ合わせで教える宅建の講座もあります。覚えやすいとはいえ、今度はゴロを覚える必要があるので、労力としては同じかと思われます。

 

すべてをゴロで覚えるのではなく、何度も間違える数字や分野についてはゴロで覚えるなど併用するのが良いでしょう

表を書いて整理する

表を自分で書いて整理するという手法もあります。

 

しかし、重要な論点等については、ほとんどのテキストにおいて表などで記載されていますので、それを模写する作業は時間だけがかかり適していないように筆者は思います。

 

確かに手を動かすことで記憶しやすいという点も否めませんし、そのように暗記してきたという方も多くいらっしゃるでしょう。

筆者も手を動かしながら覚えていた人種です。

 

しかし、表をきれいに書く時間はもったいないので、手を動かすのであるならば、走り書きでセンテンスだけを書きなぐるくらいでいいでしょう。

 

読み返すことができない字で書くことがポイントです。

覚える手法として書くのであり、後から見返すために書くのではないからです。

カードを使う

カードは隙間時間に覚えることができるので気軽な手法であると言えます。

 

しかし、これを一から作成するのは非常に時間がかかります。

 

市販のものを購入した方が自作するより質がよいので、結果的に時間の短縮になります。可能であるならば市販のものを購入した方がいいでしょう。

 

カードは繰り返し何度も使用し知識を定着させるにはうってつけの手法であると言えます。

 

筆者は受験時に、肢別テキストでカード化できるものを購入し隙間時間にとにかくカードをめくっていました。

 

しかし、自作されるときは注意が必要です。

 

カードは先ほども記載したとおり、何度も使用することに意義があり、作成することに意義があるものではありません。

 

作成するのに時間を取られてしまえば本末転倒になりますので、注意が必要です

。そして、作成するのであれば過去問の肢別がベストです。

 

語句や用語だけの知識定着はあまり意味がなく、過去問で出題される生きた知識こそが合格への早道だからです。

まとめ

今回は宅建試験における暗記について解説させていただきました。

 

宅建試験に暗記は必要でありますが、それは内容を理解してこそ生きるものであるという点に注意が必要です

 

飲み込むだけの丸暗記では意味はありませんが、理解することに必死になって暗記できなければ意味がありません。

 

宅建な純粋な知識問題ばかりですので、繰り返し継続的に学習することが合格への一番の早道です。

 

そして、飽きずにスピーディーに知識を定着させるにはやはり過去問の繰り返しが一番です。

 

何度も繰り返し過去問を学習していけば、必ず覚えます。

 

覚えると問題が解けるようになり、どんどん繰り返すことで自身の正答率が上がっていくことが目に見えてわかるようになるのです。

 

そうするとモチベーションもあがってきます。

 

テキストをいくら読み込んでもどれだけ丁寧にラインマーカーをひいても知識は習得できません。

 

実戦の中でしか合格のための知識の習得は得られないのです。

 

皆様のご検討をお祈りいたします。

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